上野の国立科学博物館の「毒」展!!
東京上野の国立科学博物館で2月19日まで開催されている特別展「毒」へ行ってきました。
上野の博物館や美術館は結構行くのですが、今回の「毒」展は絶対行こうと思っていました。
ぎりぎりになってしまいましたが、なんとか間に合いました。
若い人が多く、混んでいてびっくりしました。
イラガの幼虫!
まずは視覚で訴えられ、ワクワク!
動物、植物、菌類、鉱物、火山ガス、人工毒についての紹介から、毒への対応で起こった生物の多様化や、人間がどのように毒と付き合ってきたか等多角的で、素人でもわかりやすく生活に結びついた視点での展開でした。
量次第で毒になったり薬になったりするものもあるし、最近まで毒性が認識されていなかったものに毒性が判明したり、毒への対応で姿が変化していたり、なるほどと思うことが多かったです。
↓身近なイヌサフラン
↓キングコブラの骨格
↓アカエイ
日本の三大有毒植物は、ドクウツギ、トリカブト類、ドクゼリ。
展示もありましたが、うまく撮影できませんでした。
ただ意外だったのが、日本で過去50年の種子植物による食中毒で1番患者数が多いのが「ジャガイモ」だそうで、学校で栽培し、収穫して時間が経ったものを家庭科調理で使用するなどで集団食中毒が起きるせいだそう。(件数は少なくて患者数が多い)
全ての物質は毒になる。量次第で薬にも毒にもなり、「毒」という絶対的な物質があるのではなく「毒性」という相対的な性質があるだけ、
ということに共感しました。
帰宅してからも、購入した図録に夢中で、ショップで買った毒まんじゅうを美味しくいただきました!
東京は2月19日まで。
その後大阪市立自然史博物館で3月18日〜5月28日までです。お見逃しなく!
この記事へのコメント
スズメバチ類、刺されてはいませんが、何種類も数十匹を蜂取りボトルなどで退治した年がありました。
紅テングタケ、綺麗なキノコですよね。10歳で出会っています。イヌサフラン=コルチカム、ブログでは楽しみに拝見している花です。キングコブラの骨格、この立ち上がり、凄い筋肉なのでしょう。
ジャガイモの毒性、ソラニンですね。チャコニンという毒もあるのを初めて知りました。芽の周辺は念入りに取り除いています。170度以上で毒が分解を始めても、あまり期待できないとネットです。
ここではレプリカが視覚的にもうまく配置されてワクワクさせられます。
私自身はアレルギーはあるものの、普段の生活で被害にあったという実感がありません。ジャガイモのソラニンには気をつけていますが。
ここでは鉛や水銀おしろいについてや海洋プラスチックなどまだ幅広く紹介されていました。
お味はいかがでしたか?
楽しいなぁこういうグッズ。
以前神社展を見に行った時
おみやげの
ジンジャ(神社)ークッキーにウケて
つい買って帰りました。
横浜南の端っこも
みぞれ混じりの雨降ってます。
やっぱりこの冬は寒い。
内陸で災害級の雪にならないといいです。
コメントありがとうございます。
毒まんじゅう、紫芋が使ってあって美味しかったですよ!
昨日は寒かったですよね。
でも今日はガラッと変わって暖かくて、室内の植物も外に出してやりました。
忘れていた植物が芽を出しているのに気がついたり、早く春にならないかと楽しみになります!
毒饅頭は名前だけでしたか。毒も使いようで薬でしょう。