2024年11月の台南1人旅、警察新村彩絵村が素敵!

11月半ばに3泊4日で台南一人旅をしました。
コロナ後4年ぶりに昨年も行きましたが、コロナ前は毎年行っていました。

台南は、台湾で最初に拓けた街で歴史的な建造物も多く、また終戦までの日本統治時代の建物が大切に保存もされています。
台南が好きで、日帰り旅を含めると多分8回目?くらいになると思いますし、知り合いになったお店の方も増えました。
ただ台南は台北などとは違って地下鉄がないので旅行者には交通の便が悪く、日本人には自由に旅することがなかなかできないと思います。治安は良いのですが。
慣れない日本人がバスに乗るには結構技が要ります。バス運行情報のシステムが日本と違って日本ではあり得ないことだらけなので、よく調べていかないと失敗します。
バスの本数が多い所を移動するのが無難で、タクシーを使うのはよいですが、不便なところへ行くと行った先で帰れなくなるリスクがとても大きいです。
10年前は結構冒険しましたが、今は若い人と違ってリスクは取れないので、よーく考えて動きます。

台南は路地裏(巷框)がとても面白くて、毎回よく歩きます。Googleマップが頼みの綱です。
コウモリランが普通に住宅街やお店の外にあります。
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こちらは安平という、大好きな海の近くの街。
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何度行っても歩きたい場所、会いたい人がいるし、行っていない素敵な場所があるものだなと感じました。
一人旅は現地の人とのコミュニケーションが取りやすく、自分の身体と常に相談しながら動けるので気楽です。いつまで行けるかわかりませんが。。。
今回の一番驚いたのは、地元の知り合いにも「知っているけど行ったことがない。すごい!」と言われた、臺南警察新村彩繪村です。

近くの水交社文化園区(日本統治時代の台南海軍航空部隊の軍人と家族の住まいを整えています)へ行こうと計画している時に、Googleマップで周囲を見ていたら、ここを見つけました。警察の「眷村」だと思いますが、詳しいことはわかりません。
ただ素敵なウオールペイントに驚きました。一部はタイルでできています。

警察新村彩繪村
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お住まいの方をお二人見かけましたが、朝の9時ごろは他に観光客などは全くおらず私だけで、とても静かでした。
住んでいるお宅が1割くらいかなと思いました。
ウオールペイントのあるお宅は裏へ回ると朽ちていていることが多く、住居ではないという印象でした。

コロナの間に、日本統治時代の台湾(日本でした)についてや、台湾人のアイデンティティに関する書物を何冊か読みました。
歴史を知ることはとても大切で、単なる「親日国」で言い尽くせるものではないというのが実感です。

水交社では、お母様が日本語話者だったとおっしゃる78歳のお優しい雰囲気の男性と日本語でお話ししました。
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こちらのコーヒー店の店主さんも紳士的で優しくて、歩き疲れた身体に心の温かさが沁みました。
コーヒー豆も買って帰りました。
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最後に、ちょっとダイナミックは植え込み。
大南門の近くです。
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帰りは危うく台風に遭うかと思いましたが、影響を受けずに帰ることができました。
話は山ほどあるのですが、遊びすぎてやることが溜まってしまい、気分を切り替えています。

この記事へのコメント

kazuyoo60
2024年11月25日 06:07
台南が好き---、一人旅なさったのですね。私は家にいるのが仕事、何処へも行きたいと思わなくなっています。とはいえ、一人旅がお出来になるのが凄いです。
何度行っても歩きたい場所、会いたい人がいるし、---、言葉もご不自由無しでいらっしゃるような。最後のお写真、石に多肉を植えられている?、不思議な印象です。
ミントのみん
2024年11月25日 19:02
kazuyoo60さん、
毎度なんとかなっているのは現地の方々のおかげです。
熱帯性の植物はたくましくて、台南は鉢植え植物を見ているだけでも楽しいのですが、最後の写真の植え込みはインパクトありました!